明治44年に第一回、国の機関から独立した形で酒類総合研究所主催となり開催されている由緒ある国内で最も権威のある鑑評会と云われている
ちなみに今回の28年度の結果はこちら
http://www.nrib.go.jp/kan/h28by/h28bymoku_top.htm
お酒を販売する側としても個人的にも
正直いうと良いような悪いような微妙な感じです・・・
何でかっていうと「これが全てじゃない」から
もちろん参考にするのは良い
入賞そして金賞を獲るための蔵元さんの努力というのも頭が下がる
怖いのは
入賞外=ダメ
と思われること
受賞するような酒質を目指していない
コストの掛かるお酒を仕込めない
仕込み蔵のキャパで間に合わない
色々なそれぞれの理由で出品しない・できない蔵元もある
この金賞を獲るために特別な造りをする蔵もある
金賞獲ったらその蔵元のお酒全てが良いっていう認識になる
(もちろん金賞受賞したお酒を造った蔵元っていう名誉はある)
販売戦略としてはすごい素材
金賞受賞ってかいてあるのものと書いてないのが同じ値段で並んでたら売れるほうはご想像の通り
金賞獲ったよ! → 金賞受賞の表示をしよう
消費者は「へぇ〜、金賞獲ってるんじゃ間違いないから買おう」
の図式ね・・・
そもそも金賞受賞って出品したお酒そのものに与えられるもの
金賞を獲ったお酒が大量にあるわけじゃ無いしましてや大吟醸・純米大吟醸だからコストが掛かってる
そんな高いお酒毎日呑めるわけが無い
仮にその経済力があったとしてもその味わいに飽きが来るはず
お酒はその時・その場所によって選ぶべき!
お酒造りって何種類も造るよね
仕込む米もスペックも違う
もちろん環境は日々変化する
そういう気の抜けない時間ばっかりなのがお酒造りの期間中続く
よほどの集中力とセンスと愛着心がないと出来ない
だからお願いです
売る側へ・・・消費者を惑わすような誤解を招くような表示はやめてください
買う側へ・・・こういうのは参考程度にしていただいて買う理由の大部分にしないでください
ん?前にもこういうの書いたことあるような気がする(笑)
まぁ思い出したしブログネタとしてww
あ、あと選べない事は恥ずかしいことではありません
銘柄とスペックで味わいが想像つく人が特別なんです
みんなそれが出来てたら僕等の仕事無くなるしww
なるべく分かりやすいように説明するよう心掛けていますがなんせ僕ですので・・・
日々努力します・・・
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