中戸屋酒店について

創業は明治と聞いていますが詳しいことは分かりません
当時は鶏卵の販売をしており都内までリヤカーで納品していたらしいです
昭和になり仕出しや主に宴会を主とした料理屋も兼ねてスーパーみたいな形になったようです
その後、道路の歩道拡張により店舗移転を余儀なくしましたが、新店舗建設をきっかけに酒類に特化した現在の形になりました

2011年の震災ではこのあたりは震度5強の揺れにより多くの商品が破損してしまいましたが
徐々に商品数も元に戻りつつあった矢先の翌年11月、窃盗犯により放火され商品はおろか店舗内にあった全てが焼失してしまいました
商品に保険は掛けていなかった為に、かろうじて残った建物を出来る限り自分達で出来る箇所は修復した結果、1年ちょっとと長い時間を掛けてしまいましたが皆様のあたたかいお気持ちや励ましのお言葉により営業を再開することが出来ました

何度お礼を言っても良い足りません・・・
誠にありがとうございました

今後は以前よりも充実した品揃え&ご案内をさせていただきます

中戸屋では「造り手の気持ちや考え方を当店らしく伝えたい」ので
「一本を大切に,心に残る一本を,」
を当店のキャッチフレーズとさせていただいております

ワインも日本酒も全てが限定品であり年毎に違うものというのはもちろんのこと、
環境や状況によっても様々な表情になります

仕上がったもののみの評価をしてしまうと全ては見えてきません

これらも踏まえた上で商品を紹介していきたいと考えております


現在日本の酒類専門店における品質管理においては理想の環境という形はもはや当然の事と言えると思います
品質管理次第でせっかくの味わいが変化してしまい、それがその味わいと思われてしまうことは、
私達販売店にとって絶対に避けたいことです

ワインは約20坪・温度12度〜15度・湿度70%〜80%の専用セラーにて保管、
さらに低温での管理が必要なものは7度及び2度の冷蔵庫にて保管販売しております
日本酒に関してもそれぞれの保管温度に沿って保管販売しております


良く「お奨めは?」と聞かれることが多いですが何の情報もなく選ぶことはリスクが高く
すごく大きな賭に近いものがあります

ワインに限らず今の世の中には多種多様過ぎるほどのお酒があり
また愉しみ方は人それぞれにあると思います

吞む事自体が好きな人、大勢でワイワイとやることが好きな人、1人でゆっくりとしたい人、
勉強で吞みたい人、楽しい酒、悲しい酒、と言った具合に・・・

それぞれに適したものをご紹介していくことが私達の仕事だと捉えています


そして一番重要なことと考えているのは「愉しさ」を伴った接客及び店作り
難しく考えることが必要なものももちろんありますが全てがそうではありません
むしろあまり考えずに吞んで愉しむもののほうが多くあります

知識やうんちくは後回しにして、「味わいと愉しさ」を前提に置いております

それぞれの方に、状況によってぴったりなものを、そして
食べ物、その時間が最大限良いモノとなるよう中戸屋が出来ることをしていきます


これらのことから
「一本を大切に,心に残る1本を,」を当店のキャッチフレーズに
スタッフ一同お仕事をさせていただいております

今後も発送やお問合せへのお返事は迅速丁寧に行います
ぜひよろしくお願い申し上げます

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